出張先での雑記帖



京都
Kyoto


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2021年 5月 15日(土) 京都(京都)

<世界文化遺産 西芳寺(苔寺)>

西芳寺は、臨済宗の寺院(天龍寺の境外塔頭)
西芳寺の庭園には一面に見事な苔が生えており、
別名「苔寺」とも言われています。

西芳寺は当初「西方寺」でした。
この名前の由来は
「阿弥陀如来が西方の極楽浄土から迎えに来る」
という意味だと考えられますが、
「祖師西来」「五葉聯芳」という禅宗始祖の句にちなみ、
禅僧である夢窓疎石が
「西芳寺」と改めた経緯があります。


<池泉回遊式庭園>


「心」の字を象った黄金池(心字池)を中心に
朝日ヶ島・夕日ヶ島・長島(霞島)などがあり、
現在約120種の苔が覆って緑の絨毯を敷きつめたように見えます。



※予約方法は往復ハガキのみの完全予約制(参拝は中学生以上)
参拝では単に庭園を見学するだけでなく、説法を聞き、読経と写経を行います。
(写経を行わないと庭園は参観できません・・・)


衆妙門
現在の寺の入り口となる門
「衆妙」とは「天地万物の深遠な道理」



本堂(西来堂)
1969年に再建
庭園拝観の前に本堂に参拝し
写経をする必要があります。


庭園に続く道
夢窓疎石が作庭した苔が美しい
池泉廻遊式庭園
(上段の枯山水式庭園は非公開)


黄金池
「心」の字を象った黄金池(心字池)


夜泊石
南北二列に連なる石
港に停泊する船の姿に因んで
夜泊石と呼ばれています。


影向石
しめ縄で飾られた影向石
松尾明神がこの石の上に安座して
松尾大社の宮司藤原親秀に
告げたそうです。



三尊石
霞島南岸にある三尊石
この石組みは金閣寺の葦原島、
銀閣寺の白鶴島に写されました


湘南亭
千利休の次男、千少庵により
建立されたお茶室
L字型に母屋が造られ、
北側に月見台が張り出しています。